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グローバルの窓(海外体験記)
第74回 We are no longer Chinese, Malay or Indian, we are Singaporeans!(もはや我々は華人でもマレー人でもインド人でもない、我々はシンガポール人なんだ!)
シンガポールの生い立ち シンガポールに赴任して半年も経つと、生活も仕事も軌道に乗り始めました。そもそも淡路島あるいは東京二十三区くらいの広さしかない国ですから、半年もすればだいたいの感覚や距離感が醸成...
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グローバルの窓(海外体験記)
第73回 “Singapore is a corporation with innovation as its national policy. ” (シンガポールはイノベーションを国是とするいわば株式会社)
シンガポール株式会社 我々は、マリーナベイサンズホテルの地下に蓄電池を設置し、実証試験を行うプロジェクトに参画することで、シンガポールエネルギー業界の雄、シンガポールパワーの一角に食い込むチケットを手...
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グローバルの窓(海外体験記)
第72回 “Now that we have time for a day, why don’t you go to an outlet?”
マリーナベイサンズホテルで実証試験 シンガポール会社でのエネルギー事業部門は、私を入れてわずか4名でした。以前は10名近くいたのですが、トップを含めほとんどのスタッフが辞めてしまったのです。エネルギー...
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グローバルの窓(海外体験記)
第71回 “Numerous sagas were built.” (数々の武勇伝が築かれた)
歓送迎会 私の出向したシンガポールの会社は、アジアの地域統括会社だったため、規模が大きく、事業部の方だけでなく、スタッフ部門の方も出向されていました。日本人だけで30人近くいたでしょうか。人の出入りも...
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グローバルの窓(海外体験記)
第70回 “Singapore is safer than Japan!” (シンガポールは日本よりも安全!)
シンガポール出向 スマートエネルギー事業本部に異動して1年半が経ちました。海外のビジネスは買収した蓄電池の米企業のビジネスを中心に展開していました。私自身は直接関わらず、蓄電池を利用したエネルギーソリ...
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グローバルの窓(海外体験記)
第69回 “The last thing you need is to rely on your resolve and intuition.”(最後の拠り所は、覚悟と直感です)
200億円のプロジェクトは断念 パキスタンのプロジェクトは、シーメンスをコンソーシアムのプライムにして、当方はスマートメーター側の取りまとめ役として臨もうと考えました。そのため、出張期間中に何とかシー...
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グローバルの窓(海外体験記)
第68回 “Seeing is believing!”(百聞は一見にしかず!)
パキスタンでのソリューションビジネス 部が売上予算達成に苦しむ中、「パキスタンで200億円のビジネスの可能性がある」という話が飛び込んできました。我々はエネルギー市場における「ソリューション」ビジネス...
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グローバルの窓(海外体験記)
第67回 “Business together again!”(また一緒にビジネスを!)
ハイデルベルク ドイツは原子力発電をゼロの方針を打ち出し、太陽光発電等の再生可能エネルギー導入に積極的に取り組んでいました。我々はそこに目をつけ、ドイツでエネルギー事業を起こせないかフィージビリティ調...
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グローバルの窓(海外体験記)
第66回 “We can’t have business discussions if there are gaps in our knowledge of the energy market, so let’s have study sessions every day!“ (エネルギー市場の知見に格差があるとビジネス討議もできないので、毎日、勉強会をやりましょう!)
勉強会の提案「仲さんはスマートエネルギー(スマエネ)ことがまだよくわからないと思いますので、3か月ほど毎日ブレーンストーミング的な勉強会をやりませんか。エネルギー市場は、ある程度の知見がないと議論も噛...
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グローバルの窓(海外体験記)
第65回 “I decided to jump into a new division as my last challenge.“ (私の最後の挑戦として、新たな事業部へ飛び込もうと思いました)
内外の交渉と企業文化の交わり 前回も書きましたが、携帯端末事業は日本国内のビジネスが厳しくなったことで、海外市場も北米のベライゾン社向けビジネスを除き、撤退となりました。タイ、メキシコ、中国、韓国の4...
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グローバルの窓(海外体験記)
第64回 “I made my own decision, so I have no regrets.” (自分で決めたから後悔はない)
日本の携帯端末ビジネスが急降下 携帯端末事業は、日本国内ではNTTドコモがスマホ市場の伸長に鑑み、これまでのNEC、パナソニックからサムソン、ソニエリ(ソニーエリクソン)を2トップに据える戦略転換を図...
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グローバルの窓(海外体験記)
第63回 “Let’s launch smartphone with waterproof function during the “Water Festival.” (水かけ祭のタイミングで防水機能付きスマホをローンチしましょう)
要旨:タイの水かけ祭にローンチ日本企業との横並び思考をよそに、私はアジアでのスマホ販売を考えていました。調査、交渉の結果、タイとインドネシアに絞り、ビジネスを進めていくことにしました。まずはタイで、水...
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グローバルの窓(海外体験記)
第62回 “Without investing in brand promotion, it is extremely difficult to enter the European market!” (ブランドプロモーションへの投資がなければ欧州市場に参入することは極めて難しい!)
欧州市場へアプローチ 新生のスマホ合弁会社がスタートしました。海外はカシオの時代から続いているベライゾン社向けの北米ビジネスだけで、これから欧州を中心に再参入戦略を策定し、進出することが課せられました...
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グローバルの窓(海外体験記)
第61回 “It’s like picking up chestnuts from the fire.” (火中の栗を拾いにいくようなものだ)
携帯端末の合弁会社 世界の携帯端末市場はスマートフォンへと移行し、アップルとサムソンが2強の状況となっていました。かつてダントツのトップシェアを誇っていたノキアは脱落し、中国ベンダーが台頭。2010年...